2017.04.27更新

どのお茶にする?ビューティー効果を考えたコンビニのお茶の選び方

美肌Begin編集部
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お昼ごはんや休憩時のお茶など、コンビニでお茶を買う機会ってたくさんありますよね。

そんな時、どのお茶にするか迷うことはありませんか?コンビニには、たくさんの種類のお茶があります。

CMでよく見かけるウーロン茶や緑茶、マテ茶、そして、コンビニで目を引くジャスミン茶に、不妊治療をする人やや妊婦さんの間で話題になっているルイボスティー。

それぞれの特徴を知っていると、今の自分にぴったりなお茶を効果的に選ぶことができます。

日頃見かけることの多い、この5種類のお茶がもつ効果について、それぞれの特徴を女性の視点でみてみましょう。

その時の状態に合わせてお茶を選び、美容や健康に役立てたいですね。

ウーロン茶はダイエットに◎

ウーロン茶。実は、ダイエットに向いてます。

そもそも、紅茶や緑茶、ウーロン茶は、同じお茶の木から作られているのは知っていますか?

違いが出るのは、発酵の度合いなんです。発酵が進むほど、茶葉に含まれる『カテキン』が酸化されて、赤色に変わります。

緑茶は発酵が浅いため緑色で、紅茶は発酵度合いが高いため赤色です。

ウーロン茶は、半発酵茶と呼ばれ、適度に発酵した状態です。そのため、茶葉に本来含まれるカテキンがいくつもくっつき、『ウーロン茶ポリフェノール』という、ウーロン茶特有の成分があります。

この『ウーロン茶ポリフェノール』が、ダイエットしたい女性にはうれしい成分なんです。これには、脂肪の吸収を抑えてくれる働きがあります。

食事で体内に入った脂肪は、リパーゼという消化酵素によって小さく分解され、身体に吸収されます。しかし、この分解が起こらなければ、脂肪は体内に吸収されることなく、外へと排出されます。

『ウーロン茶ポリフェノール』には、このリパーゼの働きを抑える力があるので、脂肪が体につきにくくなります。ですから、ウーロン茶を飲む絶好のタイミングは、脂っこい食事を食べた後です。

ダイエット中だからといって、お腹が空いている状態でウーロン茶をがぶ飲みするのは効果的ではありません。

がんばっている自分へのご褒美としてごちそうを食べる時や、毎日の食事と一緒に飲むのがベストかもしれませんね。

緑茶は美肌やダイエット効果も!

緑茶は健康にいいとよくいわれていますね。緑茶にはいろいろな成分が含まれていますが、よくクローズアップされるのは『ビタミンC』と『カテキン』です。

『ビタミンC』

『ビタミンC』は肌や血管、骨などに欠かせないコラーゲンの生成に必要な成分です。コラーゲンは細胞同士のくっつきを強め、肌や血管、骨の強度を高め、柔軟にしてくれます。

そのため『ビタミンC』が足りなくなると、肌があれる、血管が弱くなる、骨粗しょう症につながるなどのトラブルになってしまうこともあります。

同じ茶葉からできているウーロン茶や紅茶にはほとんど含まれておらず、緑茶の注目すべき利点の一つです。

『カテキン』

CMなどでも『カテキン』という名前はよく耳にしますよね。でも、体にいいことは知っていても、どんなパワーを持っているのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。

『カテキン』には、美容や健康を保つために特に注目したい2つの働きがあります。

働き1. 抗酸化作用

緑茶は茶葉の発酵が浅いため、『カテキン』同士がくっつくこともなく、抗酸化作用などの活性が強い『カテキン』である『エピガロカテキンガレート』が豊富に含まれています。

抗酸化作用とは、酸素によって引き起こされる細胞の酸化を防ぐ働きのこと。

例えば、コレステロールが血管壁にたまって起こる動脈硬化なども防いでくれます。全身をめぐる血管を若々しく保つことは、健康にも、そして美容にもいいことですよね。

働き2. 脂肪燃焼を助けてくれる作用

ダイエットに大切なのは脂肪の燃焼。身体にたまった脂肪を減らすためには、脂肪が使われる状態になることが大切です。

脂肪は、食事などで身体に入った炭水化物や糖がエネルギーとして使われた後、血糖値が下がってきてから使われはじめます。

身体がその血糖値を適する値に保とうとして、脂肪からエネルギーを作るためです。その脂肪からエネルギーを作る過程で働く回路を『β-酸化』といいます。

『カテキン』には、この『β-酸化』に関連する酵素を活性化させる働きがあるので、より脂肪が燃焼しやすくなります。

食べた脂肪自体にもいいですが、適度な運動をして『カテキン』のパワーをダイエットにつなげやすくすることが大事なポイントです。

ホルモンバランスを整えるジャスミン茶はリラックス効果も

ジャスミン茶のベースになっているのは、ジャスミンの花や葉ではないって知っていますか?

ベースになっているのは、緑茶などの茶葉です。茶葉にジャスミンの香りを吸わせたものを使っています。

ジャスミンの特徴は香りです。この香りには、副交感神経の活動を高めてくれる働きがあるので、気持ちを落ち着かせて心身を休めたいときにぴったりです。

また、ジャスミン茶には、以下の3つの成分が豊富です。

  • ビタミンC:コラーゲンの合成に不可欠な成分
  • ビタミンE:抗酸化作用をもち、老化の原因になる活性酸素から細胞を守る
  • ミネラル:身体の機能維持や調整に不可欠な栄養素。筋肉をスムーズに動かすなどの神経伝達機能や骨の形成など、さまざまな働きをもつ

また、脂肪を分解したり、吸収を抑制する作用もあります。

そして注目したいのが、『女性ホルモンを整える』という作用です。女性の身体には、エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンがあり、月経などのライフサイクルに大きく関わっています。

このホルモンバランスが崩れると、月経前にイライラしたり怒りっぽくなったりするなどの月経前症候群や、月経不順などを引き起こすとも考えられています。

現代の女性はストレスのかかりやすい環境で生活しているため、ホルモンバランスを崩しやすいです。そのバランスを整えるためにも、試してみるといいかもしれませんね。

ただ、ジャスミン茶にはカフェインが含まれています。妊婦やカフェインが苦手という人は、注意しましょう。

マテ茶は飲むサラダ!?野菜不足の人には是非どうぞ

マテ茶はアルゼンチンやブラジル、パラグアイなど南米生まれの飲み物です。

肉食中心の南米の人たちが野菜不足にならない理由が、このマテ茶だともされ、現地では『飲むサラダ』といわれています。

女性には特に大事な成分であるミネラルが豊富で、緑茶やウーロン茶よりも多く含まれています。

ミネラルは主に野菜に含まれますが、現代人の食生活では野菜が不足しがちです。女性には月経があり、ミネラルの一つである鉄も出血によって失われてしまいます。

では詳しい成分を見てみましょう。

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • 鉄分
  • 食物繊維
  • ポリフェノール
  • 葉緑素

『葉緑素』とは、海藻や植物に含まれる緑色の色素のことです。ダイオキシンやカドミウム、鉛といった有害物質やコレステロールを吸着して体の外に出してくれる作用があります。

ただし、マテ茶にもカフェインが入っています。緑茶の半分程度ですが気になる人は知っておくといいですね。

ノンカフェインのルイボスティーはミネラル補給や不妊の改善にも

 

妊婦や妊娠を望む女性の間で話題のルイボスティーですが、飲んだことはありますか?色は紅茶のようですが、味は全然違います。

紅茶は苦手という人がいますが、緑茶が苦手という人は少ないですよね。ルイボスティーも緑茶のように飲みやすいお茶で、香りもよく、ほんわかと気持ちを落ち着かせてくれます。

ルイボスティーに豊富に含まれる『ミネラル』

ルイボスは気温差が大きくて乾燥した南アフリカのセダルバーグ山脈一帯でしか栽培されない植物です。

この地帯には鉱物が多く含まれているため、ルイボスにもミネラルが豊富に入っています。

偏った食生活になりがちな現代人は、ミネラル不足だとよくいわれます。ミネラルは人が生きていくには欠かせない成分です。

  • 亜鉛
  • マグネシウム
  • カリウム
  • カルシウム

なかでも、亜鉛が含まれているのが大きなポイントです。

亜鉛の知っておきたい働き

妊娠中、不妊治療中の女性は知っている人が多いと思いますが、亜鉛は生殖機能に大事な成分です。

不足していると、生殖機能の低下や胎児の成長に問題が生じる恐れがあります。妊娠前から摂取を心がけたい成分です。

ルイボスティーは緑茶やウーロン茶とは違ってノンカフェインなので、妊娠中でも抵抗なく飲むことができます。

そして、さらに注目したいのが『ケルセチン』という成分です。

『ケルセチン』とは

『ケルセチン』はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持っています。この抗酸化作用には、子宮内膜を受精卵の着床時に適した厚みに整えてくれる働きがあります。

体を冷やさないことも女性には大切なので、ホットで飲むことをおすすめします。

 

このように、それぞれのお茶には、種類によって魅力的な成分がたくさん含まれています。

自分に足りない成分をコンビニで買えるお茶で摂ることができれば、日頃から健康や美容につなげることができます。

それぞれのお茶の特徴を知って、自分みがきに役立てましょう!