2017.03.14更新

そのやり方ホントに正解?シミの種類別対策方法

美肌Begin編集部
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シミがあるとそれだけで見た目年齢が老けますし、疲れた印象にもなってしまいますよね。「どうにかして消したい!」と、必死にお手入れをする女性は多くいます。

ただ、がんばってお手入れをするのは良いことですが、なかには、間違えた情報を鵜呑みにして、お肌にとって良くない方法で行っている方がいるのも事実です。

間違えたお手入れを続けると、シミが良くなるどころか、余計に悪化して濃くなってしまうこともあります。

こうした事態にならないよう、正しいシミのお手入れについて、きちんと知っておきたいですね。

よくありがち!シミの間違えたお手入れ方法

テレビや雑誌、インターネットなどの情報を元に、「なんとなくシミに良さそうだから」という安易な理由で行ったお手入れが、実はシミの悪化につながってしまうこともあります。

なかでも下記のお手入れ方法は、注意が必要です。

キュウリパック

野菜のキュウリを輪切りにして、そのまま顔にのせるキュウリパックは、キュウリに含まれる水分が、日焼けによる炎症を抑えてシミを防ぐといわれていますが、やりすぎは良くありません。

その理由は、キュウリに含まれるソラレンという成分です。

このソラレンが肌に直接触れることで、紫外線を吸収しやすくし、シミを増やしてしまいます。

ヨーグルトパック

ヨーグルトにはお肌に良い成分がたっぷり含まれていて、顔にのせると美白効果が期待できると雜誌などで話題になっていますが、これも注意が必要です。

その理由は、ヨーグルトに含まれるフルーツ酸です。

フルーツ酸は角質を柔らかくして剥がれやすくするため、シミが排出されやすくなるといわれていますが、やりすぎるとターンオーバーが早まり過ぎて肌が炎症を起こしてしまいます。

そうすると、普段はおとなしくしているメラニン細胞が再び活性してしまい、メラニンが溜まり、シミを作り始めてしまいます。

スクラブ洗顔の連続使用

メラニンの代謝に効果があるとされる、スクラブや酵素が入っている洗顔ですが、毎日使用すると逆にメラニンを増やしてしまう恐れもあるので、注意が必要です。

スクラブや酵素は、肌表面に肥厚している角質層を意図的に取り除く作用がありますが、使って良いのは角質肥厚を起こしている方のみです。角質肥厚は、角質が分厚くなっている状態のことです。

シミを早く肌から追い出したいからと、ノーマル肌の方がスクラブなどを使うと、必要な角質層まではがれ、バリア機能が弱くなります。

その結果、肌はちょっとの刺激でも炎症を起こしやすくなり、紫外線の影響でシミがつくられやすくなります。

美白の共通お手入れポイント

シミにはさまざまな種類があり、要因なども異なります。ただ、皮膚内部でシミができるメカニズムは同じなので、基本的なお手入れのポイントは共通しています。

それでは基本的な3つのお手入れポイントをみていきましょう。

ポイント1.ターンオーバーの活性化

メラノサイトで作られたメラニンであるシミは、本来であればターンオーバーにより排出されます。

ただ、メラニンの過剰分泌により色素沈着をしてしまった部分は、メラノサイトが暴走してしまい、常にメラニンが作り続けられている状態です。さらに、その部分だけが代謝を停止しているため、いつまでたってもシミが消えません。

そのため、まずはマッサージやパックなどで、色素沈着を起こしている皮膚の活性化を促し、メラニンを外に排出するお手入れが必要です。

ポイント2.UV対策

今あるメラノサイトをこれ以上活性化させないためにも、紫外線を防ぐことはとても大切です。

メラニンを作り出す紫外線には、長波長紫外線といわれる肌の真皮に届いてハリや弾力をなくしてしまうUVと中波長紫外線といわれる肌の表皮に届いて炎症を起こさせてしまうUVの2種類がありますが、どちらもしっかりと防ぐことが大切です。

UV対策には、日焼け止めを使ったり、紫外線カット剤が含まれている化粧下地やファンデーションをしっかり塗ったりすることがおすすめです。

ポイント3.メラノサイトの抑制

皮膚組織内にあるメラノサイトは、紫外線を大量に浴びるほかに、ストレスやホルモンバランスの乱れによってもすぐに活性化して、シミを作り出してしまいます。

これ以上、シミが作られないようにするためには、メラノサイト自体の働きをしっかりと抑えることが大切です。

メラノサイト自体の働きを抑制する成分として有名なのは、ビタミンCやアルブチン、ラズベリー成分などです。

これらの成分が使用されている美白化粧品などを使ってお手入れをすることで、メラノサイトの活性を抑えられます。

シミの種類とその予防・お手入れ方法

美白の共通お手入れポイントのほかに、シミの種類によってもある程度、お手入れ内容を変える必要があります。代表的な3つのシミ毎に、原因と対策をご説明します。

老人性色素班

紫外線によるメラノサイトの活性化が原因でできるシミのことを指します。

顔の中でもっとも高さのある頬骨付近にできるのが一般的で、最初はほんのり薄い茶色から徐々に濃くなっていくのが特長です。このため、できはじめは気づきにくく、ある日突然存在に気づき慌てる方も多くいます。

長年浴びた紫外線が大きな原因ではありますが、ホルモンバランスや不規則な生活によっても、老人性色素班が進行してしまうこともあり、若い方でもできることがあります。

予防・お手入れ方法

日頃のUVケアは大切です。

冬場などは紫外線量が少ないからと油断をして、日焼け止めをつけずに外出する方もいますが、これは間違いです。冬場でも紫外線は放射されていて、わずかな紫外線量であってもメラノサイトは活性化します。

また、紫外線によって活性化してしまったメラノサイトを抑制する成分が配合されている美白美容液などを使うこともシミを増やさないためには重要です。

さらに、できてしまったシミを薄くするには、ビタミンCなどのメラニン色素を薄くする成分が配合された化粧品を使うと良いでしょう。

肝斑

女性によく見られるシミの一種で、頬骨や額、鼻の下などに左右対称に出てきます。

30~40代にできて閉経とともに消えるので、生理周期によるホルモンバランスの影響ではないか?といわれています。

妊娠を原因とする女性も多くいますが、妊娠終了とともに消えることがほとんどのようです。

予防・お手入れ方法

日頃からホルモンバランスを正常に保つような生活を心がけることが、何よりも大切です。

ストレスや不規則な生活は、女性ホルモンのバランスを乱し、メラノサイトの活性化につなげてしまいます。逆に、規則正しい生活を心がけ、できるだけストレスを感じない生活にすることで肝斑は防げます。

また、肝斑によるシミであってもメラノサイトが活性化したことには変わらないので、メラノサイトを抑制する美容液などを使用すると良いでしょう。

合わせてUV対策も忘れずにおこなってください。

雀卵斑=ソバカス

年齢や性別に関係なく発症するシミの一つです。

先天性のものが多く、小学生から出はじめる場合がほとんどです。小鼻の周りから頬にかけて、米粒大くらいの大きさのシミが広範囲にできるのが特長です。

黄色系人種よりも白色系人種にできやすいといわれていますが、日本人でも雀卵斑に悩まされる方は少なくありません。

予防・お手入れ方法

ソバカスは遺伝的なものなので、予防は不可能です。

メラノサイトの活性抑制作用のある美容液を使用したり、UV予防をおこなうことで、これ以上、シミが濃くならないようにすることはできます。

また、シミの卵といわれるチロシナーゼをつくらないようにする成分が入った美容液などを使用することで、多少薄くすることもできます。

 

どんなに身綺麗にしていても、肌のシミができてしまうと、それだけで気分は台無しです。

シミの原因をしっかり理解し、正しい対策をとることで、「シミ知らず」のお肌を手に入れましょう!