2016.08.15更新

【厳選】飲み比べてみました!市販のミネラルウォーター5選

美肌Begin編集部
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近年ミネラルウォーターを飲む人が増えています。

水にお金をかけるのはもったいないと思う人もいるかもしれませんが、水道水に比べてミネラルウォーターは安全なうえ、ミネラルをきちんと摂取することができます。

でも、ミネラルウォーターにはさまざまな種類があり、何が違うの?どれを飲むといいの?といった疑問もあると思います。

そんな人のために、市販のミネラルウォーター5つを飲み比べてみた結果を紹介します。

なぜミネラルウォーターを飲む人が増えている?

水道水は、安全に家庭へ届けるため、塩素をつかって殺菌をしています。

しかし、この塩素は安全という訳ではなく、私たちの身体に悪影響となる可能性もあります。

蛇口から出る水には、塩素数値を最低1mg以上含みましょうと言う決まりがあります。これを残留塩素と言います。

ただ、このように最低数値は決められていても、最高数値は決まっていません。

塩素は、中枢神経や肝臓、腎臓などの臓器に悪影響を与える発ガン性物質である、トリハロメタンを発生する可能性があります。

また、アトピーや神経疾患の原因になる可能性も指摘されています。

このようなことから、ミネラルウォーターを購入する人が増えています。

そもそもミネラルウォーターって?

ミネラルウォーターとは、簡単に言えば不純物を取り除いた水です。主に地下水を原水とする飲料水で、ろ過や沈殿などの方法で殺菌処理し、容器に入れたものです。

17世紀にイギリスのマルヴァーンの水をビンに詰めて販売したことが、ミネラルウォーターの始まりと言われています。

日本ミネラルウォーター協会によると、コンビニやスーパーで必ず目にするミネラルウォーターは、1,000種類の銘柄があるようです。

水道水に比べて、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル分が高いのが特徴です。

では、身体にとってうれしいこれらのミネラル成分について、詳しく見ていきましょう。

カルシウム

骨や歯の主成分で、摂取することで丈夫な骨をつくることができます。わずかですが血液中にも含まれていて、酵素や筋肉の動きをサポートします。

また、イライラを鎮静させる働きもあります。

マグネシウム

カルシウムとともに、筋肉の動きをサポートします。また、便に水分を供給して便を柔らかくするので、便秘解消の効果が期待できます。

ミネラルウォーターと配合量は違いますが、便秘薬にもマグネシウムが配合されています。

不足すると血管が詰まりやすくなり、心筋梗塞や動脈硬化を発症することもあります。

カリウム

カリウムは、細胞内の水の代謝を助ける働きがあるため、水分がたまりにくく、むくみを防ぎます。

むくみが解消されると血管を圧迫しないので、血液の流れがスムーズになります。

ミネラルウォーターの種類

日本では、国がミネラルウォーターの品質表示ガイドラインを制定しています。

ミネラルウォーターは4種類に分類されるので、それぞれの特徴を見てみましょう。

ナチュラルウォーター

特定の水源から採水した地下水です。ろ過、沈殿、加熱以外の殺菌処理をしてはいけない決まりです。

ナチュラルミネラルウォーター

地中でミネラル分が溶け込んだ地下水です。ナチュラルウォーター同様に、ろ過や沈殿、加熱以外の殺菌処理はできません。

ミネラルウォーター

ナチュラルウォーターと同じく、特定の水源から採水した地下水です。

ろ過、沈殿、加熱、オゾン殺菌、紫外線殺菌の処理方法で、ミネラル分を調整したり複数のナチュラルウォーターをブレンドしたりして、浄水処理した水です。

ボトルドウォーター

地下水以外の水、または地下水に添加物を加えて、味がまろやかになるようになど、成分を大きく変化させる処理を行った水のことを言います。

殺菌処理方法に規定はありません。

軟水と硬水の違いは?

軟水、硬水といった言葉を聞いたことがあると思います。この2つは、ミネラルウォーターの硬度を示しています。

硬度とは、ミネラルウォーターに含まれるカルシウム濃度、マグネシウム濃度を表す指数です。

国によって算出基準は異なりますが、日本では「(カルシウム濃度×2.5)+(マグネシウム濃度×4.1)=硬度」の計算式を元に硬度が算出され、軟水か硬水が分かるようになります。

それぞれの特徴を紹介します。

軟水

硬度0以上100未満は軟水と呼びます。

日本のミネラルウォーターはほとんどが軟水です。それは、日本の主な地形は傾斜が激しく、水の流れが早いため、ミネラル分を取り込む時間が短いからです。

ミネラル分は少なめですが、柔らかくて胃腸に負担がかからないうえ、クセがないので、どんな人にも飲みやすいのが特徴です。

風味を損なわないので、ご飯を炊くときやダシをとる時、赤ちゃんのミルクを作る時は軟水が適しています。

身体への吸収が早く、筋肉の動きをサポートするので、代謝が良くなり、老廃物を排出しやすくします。

中軟水

硬度101以上300未満を中軟水と呼びます。

軟水と硬水の間にあたり、ミネラル分を適度に摂取できながらも、軟水よりの飲みやすさを持っています。

コーヒーやお茶に適しています。軟水と同様に、代謝アップなどの効果があります。

硬水

硬度300以上が硬水と言われています。

硬水はヨーロッパに多くあるミネラルウォーターです。日本とは違う緩やかな地形なので、地下水はゆっくりとミネラル分を取り込みながら流れます。

そのため、カルシウムやマグネシウムを多く含んでいて、脂肪の吸収を抑制したり、腸の働きを促したりします。

スポーツ後やダイエット中のミネラル補給、妊婦さんのカルシウム補給、便秘がちな人におすすめです。

肝臓機能が弱いと消化や吸収がうまくできず、下痢を起こすなど刺激になるため、ミルクを作るときや小さい子どもには避けましょう。

飲み比べ!市販のミネラルウォーター5選

ミネラルウォーターの種類や軟水、硬水の違いは分かったけど、いろいろなミネラルウォーターがありすぎて悩む!という人も多いのではないでしょうか。

そこで、よくスーパーなどで目にする5つの市販のミネラルウォーターを、飲み比べてみました。参考にし、お気に入りの1本を見つけてみましょう。

味の特徴については、☆印で5段階で評価しています。

☆印が多く塗りつぶされているほど、その特徴が際立つということになります。

1. ボルヴィック

フランスに本社を置く国際的な食品関連企業、ダノングループの商品で、日本ではキリンが販売しているナチュラルミネラルウォーターです。

ヨーロッパでは珍しい軟水です。

水源地は、フランスにある約4000ヘクタールもの広さのオーヴェルニュの公園の中にあります。

水源地周辺での地上と地下の建造を一切禁止するなど、厳重な保護のもとつくられています。 100mlあたりのミネラル分はこちらです。

  • カルシウム 11.5mg
  • マグネシウム 0.80mg
  • カリウム 0.62mg
  • 硬度 60
  • クセ ☆☆☆☆☆
  • 軽さ ★★★★★
  • 苦さ ☆☆☆☆☆
  • 甘さ ★★★☆☆
  • 飲みやすさ ★★★★★

ゴクゴクと軽い飲み心地です。

レモン味もあります。500mlで115円です。

2. 南アルプスの天然水

サントリーが販売している、軟水のナチュラルミネラルウォーターです。

山梨県の甲斐駒ヶ丘をはじめとする南アルプスの山々の地下天然水を直接採水し、空気に一度も触れることなくボトリングしています。

100mlあたりのミネラル分はこちらです。

  • カルシウム 0.6~1.5mg
  • マグネシウム 0.1~0.3mg
  • カリウム 0.1~0.5mg
  • 硬度 30
  • クセ ☆☆☆☆☆
  • 軽さ ★★★★★
  • 苦さ ☆☆☆☆☆
  • 甘さ ★★★★☆
  • 飲みやすさ ★★★★★

全くクセがなく、ほんのり甘さを感じます。

オレンジ味やヨーグルト味のヨーグリーナ&南アルプスの天然水など、味が豊富です。

500mlで130円です。

3. サンベネデット

イタリアにおいてNo.1のシェアをもつミネラルウォーターブランドです。

かつては、イタリアの貴族が好んで飲んでいたと言われています。

水源地はイタリア北部のスコルゼンで、地下300メートルから外気に触れることなく採水された中軟水のナチュラルミネラルウォーターです。

1Lあたりのミネラル分はこちらです。

  • カルシウム 46mg
  • マグネシウム 30mg
  • カリウム 1.1ml
  • 硬度 235
  • クセ ★★☆☆☆
  • 軽さ ★★☆☆☆
  • 苦さ ★☆☆☆☆
  • 甘さ ★☆☆☆☆
  • 飲みやすさ ★★★☆☆

軟水と硬水の中間なので、さほどクセはなく、抵抗なく飲むことができました。

軟水では物足りず、硬水では飲みにくい人におすすめです。炭酸タイプもあります。

500mlで123円です。

4. エビアン

フランスのフレンチアルプスに降り注ぐ雪や雨がゆっくり流れ、15年かけてできる硬水のナチュラルミネラルウォーターです。

ボルヴィック同様、ダノングループのブランドで日本では伊藤園が販売しています。世界で最も有名なミネラルウォーターと言ってもいいでしょう。

100mlあたりのミネラル分はこちらです。

  • カルシウム 8.0mg
  • マグネシウム 2.6mg
  • カリウム 0.57ml
  • 硬度 304
  • クセ ★★★☆☆
  • 軽さ ★☆☆☆☆
  • 苦さ ★★☆☆☆
  • 甘さ ☆☆☆☆☆
  • 飲みやすさ ★★☆☆☆

軟水と比べると多少苦さがあり、鉄のような後味がしっかりと残ります。

硬水の中でも比較的硬度が低いため、飲めないほどのクセはありません。

330ml、500ml、750ml、1.5Lとサイズ展開が豊富です。硬水を初めて飲む人は、330mlから試してみるのもいいでしょう。

500mlで130円です。

5. コントレックス

2013年12月まではサントリーフーズが販売していましたが、2014年1月からはポッカサッポロフーズ&ビバレッジに移管し、パッケージもリニューアルされました。

フランスのコントレクセヴィルでとれる湧き水を使用しています。

カロリーゼロでありながら、500mlで牛乳瓶1本分のカルシウムとアーモンド9粒分のマグネシウムを含む、硬水のナチュラルミネラルウォーターです。

100mlあたりのミネラル分はこちらです。

  • カルシウム 46.8mg
  • マグネシウム 7.48mg
  • カリウム 0.28ml
  • 硬度 1468
  • クセ ★★★★★
  • 軽さ ☆☆☆☆☆
  • 苦さ ★★★★★
  • 甘さ ☆☆☆☆☆
  • 飲みやすさ ☆☆☆☆☆

硬度が1468あるだけに、クセがかなりあります。

初めの一口が衝撃的で、後味に苦味があり、個人的には鉄を舐めているような印象でした。慣れるまで時間がかかると思います。

しかし、コントレックスは便秘改善の効果が高いので、便秘で悩んでいる人は試してみるといいでしょう。炭酸水もあります。

500mlで195円です。

 

このように市販のミネラルウォーターは、味やクセなどさまざまです。

紹介した5選を参考に、自分にあったミネラルウォーターを探してみましょう。

そしてお気に入りを見つけたら、ミネラルをたっぷり取り込んで内側からキレイを目指しましょう。

※商品の内容および金額はすべて執筆時のものです。

記載しているミネラル分や硬度は、とれた季節などにより多少前後する場合があります。